安心は、自立に向けての大事な要素
私は以前、幼稚園の先生をしていました。
幼稚園に通うのは、3歳~6歳の子どもたち。
幼稚園は、お母さんと離れて社会を経験する初めての場。
いつもそばにいてくれたお母さんがいない。
それは子どもにしてみたら、大きな事。
幼稚園バスでお迎えに行くと、
入園当初から喜んでバスに乗り込む子もいれば、
大泣きしてお母さんにしがみついて離れようとしない子もいました。
お母さんと目と目で合図してタイミングを計りながら、
「○○ちゃん、お母さんはお家で○○ちゃんのこと待っててくれるからね~。
先生と一緒に幼稚園行ってこようね~。」
と、抱っこしてバスへ。
ぎゃーーーん
バスの中でも泣き続ける子、
悲しそうな表情をしつつも、私に抱っこされてちょっと安心した様子の子、
その反応は様々でした。
泣かれるとお母さんもつらいし、
私もむりやりつれていくようで少々心が痛みました。
けれど、そんなことを日々繰り返しながら、
お母さんはお家で待っててくれる
少し離れても大丈夫
子どもたちはそれを身をもって体験していきます。
そして、
先生も安心できる存在だ
幼稚園は楽しい
そんな事も、少しずつ知っていきます。
安心感があるからこそ、お母さんと離れられる。
安心は自立に必要な要素です。
安全基地であるお母さんとの関係。
自立するには、その安心感が大きく影響します。
お母さんに十分抱っこされて、満足するからこそ、
自分の足で歩いてみようという意欲が生まれる。
そんな話も聞いた事があります。
安全基地があるからこそ、
何かあったら戻れる安心感があるからこそ、
離れて行ける。
例えるなら、港と小舟。
波が立っている間は怖くて出港できない。
いつでも帰ってこれるんだという安心感があると出て行ける。
お母さん待っててくれるんだと思うから幼稚園に行ける。
幼稚園に行ってる間にお母さんがどっかへいってしまうのでは?と思うと不安で離れられない。
子どもが、お母さんを安全基地として使える事。
それが、順調に自立していくためにとても必要。
幼稚園で子どもたちの姿を見て感じてきたので、
それが自然な成長過程なのだとよくわかります。
ビリーフチェンジセラピーのワークの中に、
安全基地の安心を足す、安心感を増やすワークがあります。
子どもの頃に、なんらかの事情で安心感をあまり感じられなかった。
その事が、無意識に今の生き方に影響している場合があります。
でも大丈夫。
安心のバケツを満たすワークが、ビリーフチェンジにはあります。
私は、最近この安心感を増やすワークを受けて、
ぐぐっと変化が進みました。
安心感、足りてる人でありたかった私は、
このワークを受けなくてもいい人でありたかったので、
無意識に避けていたのですが、
(やっぱり必要かも・・・)と思って受けてみたら、すごく良かった。
無意識に感じている安心感って、すごく大きく影響するんだ。
それを実感しています。
このセッションは、
心地良い安心を感じられるように、
脳の神経を育んでいく身体療法。
安心感がより増すと共に、身体に定着させるには、
1回限りではなく、繰り返しこのセッションを受けることで効果が出ます。
私も、只今実践中です。
普段はクライアントさんとセラピスト、2人だけでのセッションですが、
この、安心感を増やすワークの時は、アシスタントさんにお手伝いに入って頂きます。
私がこのワークの効果を実感したので、
これから、クライアントの皆様にどんどん提供していきます。
(アシスタントさん、ご協力本当にありがとうございます!)
安心感が増えたことで、
自分への信頼感も増したように感じます。
その変化は、人生をぐぐっと加速するなと確信しています。
【関連記事】失敗が怖いから、やりたいけど行動できない?
(心のセラピスト さはしひろこ)
heart healing(ハートヒーリング)
名古屋市東区葵3-14-20
エルシドビル5階
(千種駅徒歩5分)
≫ホーム
≫ビリーフチェンジセラピーとは
≫無料メルマガ
≫プロフィール
≫個人セッション
≫よくあるご質問
≫お客様の声
≫コラム
≫イベント・ワークショップ