自分の気持ちを伝えるのが苦手な理由
自分の気持ちを相手に伝えられる人と
伝えられない人がいます。
その違いって何なんでしょうか。
伝えられない人は、
サラッと伝えられる人を見て
(なんであんなこと言えるんだろう??)
って不思議だし
サラッと伝えられる人は
(え?なんで伝えられないの?)
って不思議だと思う。
この違いは何なんでしょう。
それは、
自分の気持ちを感じてはいけない
自分の気持ちを伝えてはいけない
という、ビリーフ(思い込み)が影響しています。
伝えられない人は、
そのビリーフが発動して
自分の気持ちを感じる事にも
伝える事にも、抵抗を感じているのです。
本来、気持ちって
誰の気持ちだとしても大切なもの。
どう感じるかは
人それぞれで
正しいも間違いもない。
こう感じなければ間違い
なんて決まりはない。
だから、
あなたの気持ちはとても大切なものだし
その気持ちを伝えるのは、ごく自然なことです。
なのに、
なぜあなたは
抵抗を感じてしまうのでしょうか。
実は私も、少し前まで、
気持ちを感じるのが苦手で
伝える事も苦手でした。
理由は二つあって、
一つはこれ。
だって伝えようとすると
こんな気持ちになってしまうから。
・こんなこと言ってもいいのかな。(怖い)
・伝えたら、気分を悪くさせてしまわないかな。(怖い)
・言ってもわかってもらえないかもしれない。(怖い)
↓
別に大したことじゃないし
わざわざ言わなくてもいいか。(その方が安心)
そうやって、
自分の気持ちをなかったことにして
やり過ごすのがお得意のパターン。
頭の中で
この順序を踏んでる自覚はなく
無意識に、自動的にそうなっちゃってる感じ。
私たちの本能は、
怖いを避けて
安心を得ようとします。
だからこれって
怖さから逃げるため
自分を守ってくれている反応なんです。
言わない方が安心。
自分の気持ちも感じない方が安心。
そんなことになっていました。
でもこれやってると、
なんだかいつも我慢してばかり
あきらめてばかりの毎日になっちゃいます。
想像している怖いことも起きない代わりに
嬉しいことも起きません。
なんだかなぁと思っていました。
そして、
伝えられないもう一つの理由。
それは、
どう伝えたらよいか、
わからなかったから。
家族の中で
気持ちを伝えあう習慣がなかったから
どう伝えたらいいのかがわからないのです。
私は、
親が我慢している姿を見て育ったので
我慢する方法は
お手本をいっぱい学んで育ちました。
でも、
気持ちを伝え合う姿は
あまり見てこなかったから
どんな態度で、
どんな言葉を使って伝えるのか
サンプルが少なくて
どうしたらいいかわからない。
そんなことが起きていました。
「私はこういうのは苦手で、こういうのが好きなの。
だから、こうしてくれたら嬉しいな。お願いできる?」
「〇〇されると
△△のように感じて嫌な気分になるから、
悪いけど、もうそれはしないでほしいの。」
これって
どれも気持ちを正直に伝えているだけで
相手にも選択権がある伝え方。
そんなやりとりは
経験を重ねながら
受け取ったり与えたりしながら
会得していけるもの。
体験がないと、どうしたらいいかわからないです。
食べたことがないものは
おいしいかどうか知らないから
食べたいと思わないのと同じ。
だとしたら、
少しずつ体験して
会得して行ったらいいんですよね。
私も、今、少しずつ会得中です。
・こんなこと言ってもいいのかな。(怖い→禁止)
→どんな気持ちも、言っていい。(許可)
・伝えたら、気分を悪くさせてしまわないかな。(怖い→禁止)
→わざと気分を悪くさせようとしているのじゃないよね。
伝えても大丈夫。(許可)
・言ってもわかってもらえないかもしれない。(怖い→禁止)
→そうかもしれないけど、中にはわかってくれる人もいるよね。(許可)
無意識に感じていた抵抗感が和らぐと
禁止が許可に変わるので、
選択肢が広がります。
感じている抵抗感は人それぞれ。
あなたの感じている抵抗感を紐解いて
手放す方法があります。
私も手放せました。
あなたも手放せます。
自然に気持ちを伝え合って
人とつながる幸せを
一緒に手に入れませんか?
【関連記事】張り屋さんで我慢強い性格って、いいこと??
(心のセラピスト さはしひろこ)
heart healing(ハートヒーリング)
名古屋市東区葵3-14-20
エルシドビル5階
(千種駅徒歩5分)
≫ホーム
≫ビリーフチェンジセラピーとは
≫無料メルマガ
≫プロフィール
≫個人セッション
≫よくあるご質問
≫お客様の声
≫コラム
≫イベント・ワークショップ