「私は嫌われる」という前提を持っていませんか?
心のセラピストさはしひろこです。
私たちは、日々、様々な出来事を体験します。
その出来事を
①どのように考え(解釈や意味づけ)
②どう感じ(快・不快・気にならない)
③どう振る舞うのか=行動、選択(何をするのか、しないのか)
そのパターンは、
一人一人違います。
例えば、こんなシーンを想像してみてください。
ある日の朝。
職場で、上司の○○さんに
「おはようございます」と挨拶をしたら、
返事が返ってきませんでした。
Aさんは、
①無視された!
きっと私の事が嫌いだからに違いない。と考え、
↓
②ショック。。。と落ち込み、
↓
③それ以降、上司を避けるようになりました。
一方、Bさんは、
①あれ?聴こえなかったのかな?と考え、
↓
②まぁいいや。
そんなこともあるかも。(大して気にならない)
↓
次の日からも同じように挨拶をしています。
同じ出来事を体験しても、
それをどう意味づけし、どうとらえるかは、
人によって違います。
正解や、間違いはありません。
どうとらえるかは人によって違う。
千差万別。
そういうものだし、
どうとらえるのも自由。
それぞれの人が、
これは真実だ!と疑いなく信じています。
事実とは違う事も多いです。
いやいや、それって絶対に
無視されたでしょ、
嫌われているに違いないでしょ。
と感じる人は、
そう思わない人って、ホントにいるの?
と思うかもしれません。
います。います。
世の中にはたくさんいます。
でも、一方で、
無視された、嫌われた
と大きなショックを感じて、
その上司を避けるようになり、
仕事にも支障が出るほど
ダメージを受けてしまう。
そんな人もいます。
なぜ、こんな違いが生まれるのでしょう?
それは、
信じている前提の違いです。
・私は嫌われる。
・私は無視される。
という前提を持っているかいないか。
・私は嫌われる。
・私は無視される。
という前提を持っていたら、
嫌だし、不快なんだけど、
内心どこかで、
ほらやっぱり。まただ。
と、無意識に、
ありえるよね。というような
馴染み深い感覚を感じているはず。
一方で、
あれ?聴こえなかったのかな?
と思う人は、
・私は嫌われる。
・私は無視される。
という前提が、そもそも無いのです。
そんな前提がないので、
あれ?聴こえなかったのかな?
と考えるし、
聴こえなかったのは、
何か考え事してたからかな?
何か気になっている事でもあるのかな?
などと想像するかもしれません。
これ、わかるでしょうか。
返事がなかったのは
私のせいだ。
と、とらえるのか、
返事がなかったのは、
相手の都合(相手の問題)だ。
私のせいではない。
と、とらえるのかの違いが
あるということ。
そして、実際、
無視されたのか?
あるいは、
聴こえなかったのか?
は、確認してみないとわかりません。
そう。
事実は、その人に確認してみないとわからないのです。
でも、私たちは
一人一人自分の心の中に、
自分の前提を持っていて、
絶対にそうに違いない。
と解釈してしまうのです。
そうに違いないと想像して、
事実だと信じているから
さらに傷つくのを避けるために、
上司を避けたくなるのです。
無視された。
嫌われているに違いない。
と、自動的に考える時、
実は、心の中で、
私は嫌われる人間だ。
私は無視されたり
ぞんざいに扱われる人間なんだ。
と信じています。
それが、事実だと思っています。
でも、生まれた瞬間から
そう思っている赤ちゃんはいません。
だとすると、その前提を、
いつから持っているのでしょうか。
どんな体験から取り込んだのでしょうか。
例えば、
・親が忙しくて
話を聞いてもらえなかった
・親が他の兄弟・姉妹ばかりをかわいがって
自分はかわいがられなかった
・親から無視されたり、ぞんざいに扱われた。
などの体験から、
私は嫌われる人間なんだ。
私は無視されたり、
ぞんざいに扱われる人間なんだ。
それが真実だと思い込んだ可能性があります。
先ほどの例で出てきたAさんは、
私は嫌われる人間だ。
私は無視されたり、
ぞんざいに扱われる人間なんだ。
という前提をもったまま、
その証拠集めをしながら
その思い込みを強化しているのです。
ほらやっぱりね。
と、不快に思いながらも
嫌われているのなら、、、と
その職場を辞めて
次の職場に行くけれど、
なぜかまた、自分を嫌う人が現れて、
やっぱりここにも居場所がない・・・
という、辛いパターンを繰り返す。。。
実は、その前提が変わらない限り、
そのパターンは変わりません。
私たちは、
自分が信じているものしか
見ようとしないから。
私が提供している
ビリーフチェンジセラピーは、
子どもの頃に刷り込まれた
思い込み(ビリーフ)を
探り当てて修正する心理療法です。
子どもの頃の心の傷を癒し、
間違って取り込んだ
前提を書き換えることができます。
あなたは、本当は、
嫌われたり、無視されたり、
ぞんざいに扱われるような人間ではありません。
大切に扱われる人間です。
前提が変わると、
出来事の捉え方が変わります。
というより、
無視されたり、嫌われたり
そういう出来事に遭遇しなくなった
と感じるかもしれません。
なぜそんな変化が起きるかというと、
どんな証拠集めをしているか?
が変わるから。
私は嫌われる、
無視される、ぞんざいに扱われる
そんな証拠集めの人生か、
私は大切に扱われる、
そんな証拠集めの人生か、
あなたはどちらがいいですか?
なぜかいつも繰り返している
望まないパターンがあるなら、
もう辞めたいと思いませんか?
私も変われました。
あなたも変われます。
あなたが今よりもっと幸せになるために、
心を込めてサポートします。
ぜひ、ご相談下さい。
(心のセラピスト さはしひろこ)
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